4,サーバー選びのための基礎知識

独自ドメインを収得し、それを使ってサイトを運用するとなると、独自ドメインに対応したサーバーでなくてはなりません。ここではサーバー選びのポイントを話したいと思います。


▼サーバーとは何?という方へ
サーバーはパソコンです。そして普段我々が使ってるのもパソコンです。同じパソコンですが、サーバーは保存されてるデータをアクセスした方に見てもらえるよう設定されたパソコンです。そして、アクセスする側のパソコンを一般的にクライアントと言います。

つまりはレンタルサーバーを利用するという事は遠隔操作でサーバーというPCに公開したいデータを保存するという事です。それでクライアントPCでアクセスしてきた方へ自分のサイトを見てもらえるようになります。


▼無料と有料サーバー
まずこのどちらかを選択する事になります。無料の場合、独自ドメインを使えないサーバーがほとんどですが、独自ドメインを使える無料サーバーもあります。しかし無料サーバーは機能が制限される事がほとんどです、そしてジャマな広告がつきます。またアフィリエイトによる自分の広告を付ける事を制限されたりするので使い心地はあまりよくありません。

有料とはいえ月額200円ぐらいという料金で使えてしまうサーバーもあるので、せっかく独自ドメインで運用するなら有料サーバーを選ぶことをオススメします。また無料だと閉鎖、即アカウント削除という事にも責任という観念からは文句が言えない状況になると思います。

有料での契約なら料金に対する契約上の対価を払わなければいけない義務が生じます。何らかの問題が起こったとして、コンテンツ削除、アカウント削除、凍結、サーバー閉鎖などに対して説明を求める権利が生じますので安心感はあります。


▼サーバーの種類

◎ - 共用サーバー
一つのサーバーを複数の人(数十人〜数百人)で使うサーバーです。レンタルサーバーを借りる時はこのタイプを使う場合がほとんどです。当然1人で使う専用サーバーより処理の速度が落ちてしまいますが、高負荷なCGIなどを使ったコンテンツや一日のアクセス量がかなり多いサイトでない限り、共用で十分です。また共用ですのでコストが安くつき、月200円程度の料金で利用が可能なサーバーもあります。

◎ - 仮想サーバー
一つのサーバーを複数で利用しますが、一つのサーバーに複数のOSを起動可能な状態にしソフトのインストールなどを個々に行なえる型にしたものです。機能を比較的自由に付け足す事ができるので、知識に深い人、サイト運営上級者向きと言えるでしょう。もちろん利用価格も高くなってきます。

◎ - 専用サーバー
一つのサーバーを1人や1団体で利用するものです。相当のアクセス数を誇るサイト、またファイルダウンロードによる負荷の高いアダルトサイト、高負荷のCGIを設置するサイトに利用されてるようです。また当然利用料金も高く一般的な個人向けではありません。


▼サーバー側の処理能力を検討する
アクセスして反応が速く返ってくるには、サーバー側の処理の能力が深く関わってきます。当然速い方がサイトユーザーには心地よいものです。
ポイントは?

◎ - パックボーンが太い。
回線が速いという事です。一般家庭の例で言うとADSLより光ファイバーの方が速いという具合により速い回線を使っているサーバーが優れていると言えます。

◎ - サーバー自体の性能
処理能力の高いCPU、メモリの搭載量が直接の処理能力に継る。

◎ - 共有人数
人数が少ない方が負荷が少ないとは言えます。個々のサーバーへの負担状況が違うので一概には言えません。ある程度サーバー側で負担の高いユーザーへの警告などをして調節しています。

というような事を総合的に見てサーバーの側の処理能力が変わってくると思います。ある程度予測はできるかもしれませんが、実際使っている人の感想を聞いたり、そのサーバーに設置されてるサイトなどへアクセスして実感してみると早いかもしれません。


▼サーバーの仕様を見てみよう
サーバーの仕様で使える機能などの違い、処理速度が変わってきます。

1 - サーバーのスペックを調べる
◎ - CPU
サーバーの頭脳部分、高速処理なCPUを搭載している方が良い

◎ - メモリ
搭載量が多いと高速な処理になりやすい

◎ - OS
オペレーションシステム。クライアントで使うパソコンではwindowsが普及していますが、サーバーではコスト面、安定性に優れたLinuxが普及しています。

2 - 機能面を確かめる
◎ - 使えるディスク容量
自分のデータを保存できる量です。100Mというような単位です。

◎ - 転送量
月当り、一日当りなどでファイルを呼び出して転送できる容量。数千、数万の単位のアクセスがあるサイトは注意が必要。無制限と書かれているサーバーもあるが、これは全くの制限なしという意味ではない。

◎ - 独自ドメイン
これに対応してれば独自ドメインが使えます。

◎ - サブドメイン
サブドメインが作れるか?いくつ作れるか見ましょう。

◎ - マルチドメイン
マルチドメインに対応してるなら同じサーバーで複数のドメインを使えます。

◎ - メール
いくつメールアカウントが作れるか見ましょう。

◎ - CGI
Perl、PHP、Ruby、TCL、Python、C などに対応してるか。対応してればこれらの言語をつかったホームページ作成が可能になる。

◎ - SSI
対応してればSSIを使った動的なホームページ作りが可能になる。(例、日付や更新日が自動的に変更されたり)CGIと似ているが根本的なしくみが違う。

◎ - MySQL
データベースとして使うソフト(ブログツール設置に必要)

◎ - PostgeSQL
データベースとして使うソフト(ブログツール設置に必要)

◎ - SSL
暗号化技術でサイトの安全性向上(機能的な制限がある場合が多いので、必要な方はどういう部分にまで使えるかチェック)特に顧客リストなどを扱う商用サイトなら大切。

サーバーの機能としては他にもいろいろありますが、自分の使いたい機能があるかチェックしておきましょう。


▼サーバー業者の信頼性
サーバーを管理してるのは、個人や合資会社、有限会社、株式会社などいろいろで、レンタルサーバー自体無数に存在します。もちろんネットですから海外設置の会社を選ぶ事も可能で、数多くの選択肢があります。

まずレンタルサーバーのサイトを訪問し、サイトに書かれている運営者の住所やサーバーを設置している場所、責任者の名前、電話番号、サーバーの性能や状況などを見て見ましょう。より多くのしっかりした情報を公開してる所は誠実な運営者と言えます。

料金とサービスそして運営母体の信用性がレンタルサーバーを選ぶポイントになります。サーバー選びは求めるサービスが誰もがいっしょではないと思いますので、自分に合ったサーバーを見つける事が大切です。

とは言え実際使ってみないと実感できない部分も多いので、利用してる方の評判を聞くと早いのかもしれません。


●まとめとポイント

1. 無料より有料のサーバーの方が安心かつ便利。自分の広告をはる制限も少なくなる。月額200円ぐらいで使える格安サーバーもある。

2. サーバーの基本スペックや機能を調べてサーバーの能力や自分の使いたい機能があるかチェックしよう。

3. サーバー運営母体の詳しい情報が記載されてるのか見て、信頼できそうかチェックしよう。

2005,04,05 - e,記事 - トラックバック(No Trackbacks)
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